こんにちは。
中秋節を過ぎて、気付けば10月後半。
香港も少し涼しくなってきました。
この季節になると出回るのが
「大閘蟹(daai6zaap6haai5)」です。

大閘蟹
日本では「上海蟹」の名前で知られる大閘蟹。
小さくて食べられるところは少ないですが、
蟹味噌や卵がとても濃厚で美味しいのです。
先日、学生たちと
流浮山という場所に行った際のことです。

流浮山
香港にいる間に行きたかった場所の一つです。
天気に恵まれて、
本当にきれいな夕日を見ることができました。
夕日を見た後、
近くのレストランで夕食を食べました。

夕食を食べたレストラン
そして、
ある学生がわざわざ香港島で
生きた状態の大閘蟹を買って来てくれ、
このレストランに持ち込んで蒸してもらったのです。

蒸し上がったばかりの大閘蟹
一人一匹ずつ頂きました😋
ところで、
さあ、食べよう!というときに、
学生に「先生!公定乸呀?」
と聞かれました。
公=オス 乸=メス のことで
「オスかメス、どちらを食べますか?」
という意味です。
ここでクイズ!
どちらがオスで、どちらがメスでしょうか?

正解は、
左がオス、右がメスでした。
写真のようにひっくり返すと、
お腹の部分が違っているので分かりやすいです。
また、オスの方が体が大きいので
体の大きさでも分かります。
味の違いについても、学生が教えてくれました。
オスには蟹膏(蟹味噌)が入っており、
滑らかな口当たりだそうです。
メスには蟹黃(卵)が入っていて、
蟹膏に比べて硬い舌触りだそうです。
私はそんなにこだわりがないのですが
(違いがわかるほど食べていないw)
学生たちがどちらを選ぶか見ていると、
人によって好みがあるようです。
皆で美味しくいただきました😄
そして、
「ルームメイトの方と一緒にどうぞ」
と、持ち帰りの分まで用意してくれたのです。
有難く持って帰ってきたは良いが、
どうやって処理すれば良いのか分からず
YouTubeで調べたところ、
「死んだ大閘蟹は絶対に食べてはいけない」
ということでした。
(てっきりもう死んでいると思っていた)
一度死んでしまうと、
カニの体内で細菌が急増することが理由だそうです。
そのため、調理するまで
必ず生きた状態で保存しなければなりません。
その方法として、
大閘蟹を10分ほど水に浸し、
濡らしたクッキングペーパーで包み
冷蔵庫に入れておく、
というのが紹介されていたので
その通りにしたら、
次の日もまだ生きた状態でした。

水に浸している図
この方法であれば、
数日間は生きたままの状態だそうです。
しかし、学生たち曰く
次の日には調理してしまった方が良いのことでした。
そして次の日。
いよいよ蒸し器で蒸してみました。
蒸す際に、沸騰させる水の中に
付属の紫蘇の葉を入れました。

紫蘇の葉(乾燥)
何故紫蘇の葉を入れるのか?
それは、
中国医学の考えで
大閘蟹は体を冷やす作用があるとされているので
体を温める作用がある紫蘇の葉を入れることで
バランスを取るのだそうです。
水が沸騰したら、
大閘蟹を並べて20分ほど蒸します。

お腹を上にした状態で並べます
そして、待つこと20分。

蒸し上がった大閘蟹
レストランで食べたのと同じように、
鮮やかなオレンジ色になりました。

早速いただきます😋
意外と簡単にできました。
レストランで食べると高いので、
お店で買ってきて、家で蒸すのも良いですね。
蒸し方はこちらのビデオを参考にしました👇
そうそう、
そのまま食べても美味しいですが、
酢をつけて食べても美味しいです。

付属の蟹醋(蟹酢)
レストランで出てきたときは、
生姜の千切りが入っていました。
生姜入りの酢をつけて食べる理由は、
先ほどの紫蘇の葉と同じく
体を温める作用があるからというのと、
濃厚な蟹味噌がくどくならずに食べられる
というのが理由のようです。
そして、
大閘蟹を食べた後には
必ず飲むものがあるのです。
それは、「薑茶(生姜入りのお茶)」です。

薑茶と砂糖
持ち帰り用にも
こんなのが付いていました。
紫蘇の葉・生姜入りの酢と同じく
体を温める作用がある薑茶を飲んで
締めくくる、ということです。
蟹を一匹食べることについても、
よく考えられているのだなぁと思いました。
シーズンが始まった大閘蟹、
皆さんも是非召し上がってみてください😄

