こんにちは。
久々のブログ更新です。
さて、
本日は「打冷」の名店
《尚興 潮州海鮮飯店》をご紹介します。

《尚興 潮州海鮮飯店(以下 尚興)》
「打冷」とは、「潮州料理」を指します。
潮州とは、
広東省にある場所の名前で、
香港にはたくさんの潮州人が住んでいます。
私の周りにも潮州人であったり、
潮州にルーツを持つ香港人が多く、
彼らは「打冷」をはじめ、
潮州の色々なことをよく教えてくれました。
彼らによると、上環や九龍城は
潮州人が多く住みついていたエリアだそうです。
今日ご紹介する《尚興》は上環にあり、
中でも、潮州人の店が軒を連ねた
「潮州街」と呼ばれたエリアにあります。
複数の潮州人が
「打冷」の名店として教えてくれたこの店。
初めて訪れたのは、
香港で知り合った日本の友人との食事会でした。

店内には立派な絵が飾られている

潮州人が食事の際に飲む功夫茶

滷水鵝(ガチョウの醤油煮込み)
潮州料理の定番・滷水(醤油煮込み)。
柔らかくて、抜群に美味しかったです。

兩面黃
麺を両面パリッと焼き上げ、
砂糖と黒酢をつけて食べる兩面黃。
個人的に大好きな潮州料理の一つです。

蠔仔粥(牡蠣のお粥)
小さな牡蠣が入ったお粥。
潮州料理では牡蠣を使ったメニューも
よく見られます。
それからしばらくして、
香港映画《紮職2》を観ていた時のこと。
なんと、劇中にこの店が出てきたのです。

(余談ですが、この映画もとても良かったです)
それで、
無性にあの滷水鵝が食べたくなって、
早速次の日に香港人と店を訪れました。

今回は二階の席に通された
ところで、
先ほどご紹介した《紮職》は
香港のヤクザ映画なのですが、
それを見た影響もあってか、
店内のお客が皆そっち系の人に見え、
まさに映画の中に入り込んでしまったようで、
怯える私たち(笑)
しかし、雰囲気に負けずに注文。
まずはスープ。

椒鹽豬肚湯(豚の胃袋のスープ)
胡椒が効いた定番のスープで、
飲むと体が温まって大好きです。
そして、外せない滷水鵝!

滷水鵝+魷魚(ガチョウとイカの醤油煮込み)
ガチョウとイカを半々にしてもらいました。
香港人も「好味!」と言っていました。
イカも柔らかくて美味しかった!

菊花石榴雞
可愛らしい見た目が気になり注文。
こちらも伝統的な潮州料理の一つだそうです。
卵を薄く焼いた皮で
鶏肉や海鮮などを包み、
ザクロのような形にした料理です。
こちらもとても美味しかったです。
そして、
潮州には独自の辣椒油(ラー油)があるのだと
同僚の先生に教えてもらったことを思い出し、
少し試してみました。

辣椒油(ラー油)
少し舐めてみて、その辛さにビックリ!
香港で一般的に提供されているラー油と全く違い、
毛穴から汗が吹き出す辛さでした💦
何を食べても美味しく
大満足していたところ、
デザートに糖水(甘いスープ)を
いただきました。

綠豆沙
緑豆のお汁粉のようなものです。
香港では定番の糖水ですが、
一般的なそれとは似て非なるものでした。

一般的な綠豆沙(右上)
普通は豆の薄皮を取らないで作るため、
全体的に緑っぽい色をしているのですが
ここで出された綠豆沙は薄皮が取ってあるので
豆が黄色で、スープも澄んだ透明です。
見た目にも綺麗で、食感も良かったです。

蜜柑の香りの蜜をかけて食べます。
この蜜も非常に良い仕事をしていて、
最後のデザートまでこの手間隙のかけよう。
美味しさへの飽くなき追求を感じました。
うーん、凄い。
また香港に行ったら訪れたい店の一つです。
それでは今日は、この辺で⋯👋

