こんにちは。
前回、香港の日本語学校での仕事について投稿しました。
2023年に日本語学校を退職し、
日本に帰国後、フリーの日本語教師として活動を始めました。
そして、フリーの日本語教師として働き始めて
今月でちょうど1年が経ちます。
今回は、この1年で感じたことを振り返ってみようと思います。
◆フリーの日本語教師になったきっかけ
日本語学校を退職し、帰国することにしたものの
(日本語教師を続けるかどうかも含め)
今後どのようにキャリアを積んでいくべきか
全く分からなくなってしまい、就職活動をできないままでいました。
そんなとき、日本語学校の元学生たちが
『日本に帰っても日本語を教えてほしい』と声をかけてくれ、
オンラインで日本語を教えることになりました。
もともとは次の仕事までの『つなぎ』として考えていましたが、
それから少しずつ学生が増えていき、現在に至ります。
あの時声をかけてくれた学生には、本当に感謝です。
次に、日本語教師としてのプロフィールです。
◆日本語教師としてのプロフィール
日本語教師歴 :3年(香港2年・日本1年)
フリーの日本語教師歴:1年
現在の授業形態 :プライベート(オンライン)
グループ(大学にて対面)
教授内容 :プライベート…学生の要望に合わせてアレンジ
(多くは会話力向上もしくはJLPT対策)
グループ…JLPT対策
実は香港の日本語学校で働く前に、
中国のオンライン日本語学校で約1年教えていた経験があります。
当時すでに日本語教育能力試験をパスしていたのですが、
自分が『日本語教師を名乗ってもいい』と思えるようになったのは
香港の日本語学校時代からなので、上に記載しませんでした。
というわけで、フリーとしても、日本語教師としても、
経歴はまだまだ浅いです。
◆フリーの日本語教師として働いて感じたこと
日本語学校時代にも、
「フリーランスで教えるのはどうかな」
と考えたことがあります。
『フリーランス」という言葉に、
どこにも縛られない、自由な働き方…
と、月並みな憧れを抱いていました。
しかし、実際になってみて感じたのは
『なるのは簡単、続けるのは難しい』ということです。
「フリーランス」を名乗り、
それで生計を立てることができている人は
いったいどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
そうは言いますが、もちろんいい点もあります。
まず、よかったと思うことを以下に列挙します。
よかったこと①自由な時間が増えた
フリーの日本語教師になって、
仕事の拘束時間は日本語学校時代の約1/4になりました。
授業準備の時間が十分に確保できるようになったので、
学生一人一人に合った授業を考えて実践することができています。
これは、日本語学校時代にできなかったことです。
その結果、
学生からも『上達を実感できた』と言ってもらえるようになり、
双方にとって非常に良かったと思います。
よかったこと②どこにいても仕事ができる
中国語に『旅居』という言葉があります。
これは、『住むように旅をする=長期間外国に滞在する』ことを意味します。
フリーの日本語教師になってから、
ネット環境さえあればどこでも仕事ができるようになったため、
今年は香港とタイに約2か月滞在し、
まさに『旅居』のようなことができました。
日本語学校時代は、休みを取るのにも代講の先生を探さなければならず、
頻繁に旅行に行くことなど全く考えられませんでした。
よかったこと③人間関係に悩むことがなくなった
現在、自分には上司も同僚も存在しないため、
人間関係に悩むということがなくなりました。
日本語学校時代の人間関係は非常に良好だったので
悩むこともありませんでしたが、
日本の企業で働いていた時を思い出すと、
理不尽な上司、一筋縄ではいかない同僚、面倒な取引先など…
人間関係にいったいどれだけの時間を費やしたかわかりません。
『自分一人で仕事ができたらどんなに楽か…』と、何度も思いました。
もちろん、チームで仕事をする良さもたくさんあります。
しかし、人間関係に振り回されることなく
自分一人で完結できる今の仕事のスタイルが気に入っています。
以上がフリーになってよかった点です。
次に、フリーになって感じた難しさや課題です。
難しさ・課題①収入が安定しない
現在、私の学生のほとんどが香港人です。
香港人は海外旅行が大好きで、
『香港はお金を稼ぐ場所。香港で消費はしない』と言い切る人もいます。
2か月に1回のペースで海外旅行に行く学生もいて、
1~2週間授業をお休みしたいということもよくあります。
また、JLPT直前までは授業を多く入れて、
受験後~結果が出るまでの1~2か月間お休みしたい、
という学生もいて、月々の収入がなかなか安定しません。
収入が安定しないことは、精神的な不安に繋がり、
私も定期的に不安に襲われます。
解決策として
学生を増やすことが挙げられますが、
今の時点で学生を増やすことは
諸事情により見合わせている状態です。
難しさ・課題②日本語教師としての成長の頭打ち感
上司や同僚がいないということは、
仕事の相談をできる人もいないということです。
日々の授業の中で、様々な疑問が出てきます。
しかし、それをすぐ相談したり聞いたりできる人がいないのは、
時に心細く感じます。
よほどベテランの先生ならいいのかもしれませんが、
私のように経験の浅い日本語教師には厳しいものがあります。
最近では、
『教師として更に成長したい』と思うほど、
自分だけで教えることに限界を感じるようになってきました。
長々と書いてきましたが…
フリーの日本語教師として1年間働いて
ストレスフリーでフレキシブルな仕事環境が手に入る一方、
収入の不安定さからくる精神的不安、
さらに日本語教師としての成長の頭打ち感を感じました。
この状態から脱却すべく
日本語教師としての成長の場を求めることになるのですが、
このお話はまた次回できればと思います。
フリーの日本語教師として働かれている方がいらっしゃいましたら、
ご自身の現在の働き方についてどのように感じていらっしゃるか、
ぜひ意見交換をしたいです!
それでは、今日はこの辺で…👋

