こんにちは。
本日は、
《中央飯店》をご紹介します。

《中央飯店》
深水埗にある
酒樓(飲茶ができるレストラン)です。
以前
この店の前を通ったとき、
味のあるネオンと佇まいに、
「いつか入ってみたい!」と思いつつ、
なかなか再訪の機会がありませんでした。
そして先日、
台風で仕事が休みになったので
念願かなって
やっと行くことができました。

店内の様子
店内に足を踏み入れると、
店内の壁・メニュー表などの色使いや
のんびりとした雰囲気に、
一昔前にタイムスリップしたような
気分になります。
客層はほぼ50~60代。
お昼時に行きましたが、
まだ台風の警報が出ていたこともあってか
席は半分も埋まっていませんでした。
大きな円卓以外に
小さなテーブルもあり、
1人で飲茶を楽しんでいる人もいました。
さて、ここの点心たちは
昔ながらのワゴンで運ばれてきます。

蒸し物を乗せたワゴン
せいろを開けて
どんな点心があるか見せてくれるので、
気に入ったものがあれば取る、
というスタイルです。
そうそう、
点心を取ったら
テーブルの伝票を店員さんに渡して
スタンプを押してもらいます。

目にも止まらぬ速さで
ブレてしまいました😅

それぞれの点心にはランクがあり、
この店では
最も安いのが小點、
最も高いのが特點です。
なお、スタンプの番号の違いは
特に関係ありません。
食事後に、
この伝票をレジに持って行き、会計をします。
今回注文したものをご紹介します。

奥から時計回りに
蓮蓉包(蓮の実餡入りまんじゅう)
蝦餃(えび蒸し餃子)
鵪鶉蛋燒賣(うずらの卵のしゅうまい)です。
いずれも美味しかったですが、
特に蓮蓉包は餡が滑らかで
とても美味しかったです。
「これはきっと手作りの味。美味しい!」
と、香港人も褒めていました😄
点心に舌鼓を打っているところに、
「煎釀三寶!」の声が。

揚げ物を乗せたワゴン
「煎釀三寶」とは、
茄子やピーマンなどの様々な食材に
魚肉を詰めて焼いた食べ物です。
屋台で食べる軽食のイメージだったので
酒樓で食べられるというのが意外でした。
最近食べていなかったので、
急に食べたくなり、一皿もらいました。

煎釀三寶
ピーマン、茄子、あともう一つは失念😅
魚肉だけのハンバーグみたいなものも
入っていました。
食べてみると、
すでに冷めていたのが残念でしたが
屋台のものに比べて
魚の味がしっかりと感じられるのと
陳皮の良い香りがしました。
そして、
最後にこれを頼みました。

なんだと思いますか?🤭
正解は⋯⋯

西米布甸(サゴプリン)
ぎっしりとした質感のプリンの中に、
小さなタピオカや蓮の実の餡が入っている
昔ながらの温かいデザートです。
実はこの西米布甸、
自分にとって思い入れのあるデザートなのです。
香港に来て間もない頃、
友達が中環(セントラル)の「蓮香樓」
という老舗の酒樓に連れて行ってくれました。

蓮香樓(2021年9月撮影)
そこで初めて西米布甸を食べて、
とても美味しかったのを、
今でも鮮明に覚えています。

蓮香樓の西米布甸(2021年9月撮影)
老舗の酒樓でしか
お目にかかれないデザートのようで、
それ以来一度も見かけたことがありませんでした。
ちなみに、
一緒に行った(私より)若い香港人は
「初めて食べた」と言っていました( ̄ー ̄)
そして、
ちょうど約2年が過ぎたこの日、
ワゴンに乗って運ばれてきた西米布甸を見つけて
思わず「西米布甸!」と言ってしまいました😅
残念ながら、
「蓮香樓」は閉店してしまいましたが、
西米布甸が食べられるお店を見つけて
とても嬉しかったです。
とても楽しく、特別な時間を過ごしました。

老舗がどんどん閉店に追い込まれている香港、
どうか長く残ってほしい…
そう思いながら店を後にしました。
それでは今日はこの辺で…👋

